気づいている人は気づいているかと思いますが、フレーメンストアでは猫のことを"ネコ"と表記統一しています。
どうでもいいっちゃいいこだわりなんですが、「猫 ねこ ネコ 愛猫 猫様 ヌコ ネッコ neko neco .....」とか色々あるなかで、なんとなくそれぞれ印象が違う感じがして。
なんで「ネコ」に行き着いたのかというどうでもいい話をします。
文中で、「ネコ」に行き着くまでは最も一般的な「猫」を使います。これもどうでもいい。
どうでもいいねぇ、ネコはかわいい
0. 前提
世の中に猫を愛する方はたくさんいるわけですが、人それぞれの愛し方があると思います。そんな中で、店主の愛し方は「好き」というより「リスペクト」なんですよね。
言語化難しいのですが、かわいいとかふわふわとかビジュどうこうというよりも、
- 自分の快適な環境のために人間を誘導。
- いらんもんはいらん。
- 欲しいもんは欲しい。
- 未来のことなんて関係ない。
- いまその時を生きる。
- 遊ぶという本能が備わっている。
みたいなスタンスとか天性の部分に魅力を感じています。もちろんビジュの部分も全面的にLOVE LOVE 愛してるなんですが、リスペクトの部分が強い。
本当にダヴィンチのいう通りマスターピース。
よく、猫と暮らす人にとって猫とはどんな存在か?(例:子供、恋人、友達、etc)という議論がありますが、私的には「家族」「友達」が近い。けどもそもそも人に例えるのがナンセンスで、「猫」という存在だと思ってる。
と、猫に対してこんなめんどくさい想いを持っているので、自分が店をやるにあたってそんな猫への愛をどう表現していくかは結構重要でした👼(ていっても、別に時間をかけて作り上げたわけではないです。違和感を排除したらこうなったって感じ)
で、ここからがどうでもいい本題です。フレーメンストア的どうでもいい考察。
1. 猫
オーソドックス。一般的。
猫が好きだろうが嫌いだろうがなんともなかろうが使う。
猫好きじゃなくても誰しもが使うので、なし!と思ったものの、擬人化していない・甘々すぎない・あくまでも動物として人間と並立であるという適度な距離感が良いかもと、一周回って迷いました。
ただ、さすがに考え方が回りくどすぎてそこまでの思いは伝わらなそうなのでなし。
2. ねこ
「猫」よりもちょっと人間と距離が近く、やわらかく、甘くなっている印象。
ケモノ感がないので、いろんなビジネスとかお店でよく使われている印象です。
フレーメンストア的にはちょっと甘すぎるのでなし。
3. ねこちゃん
フレーメンストア的にはちょっと甘々すぎるのでなし。
4. ねこ様、猫様
猫がマスターピースであることは間違いないので、崇めたくなるのはわかる。
でも「様」だと、人間が下僕感がすごい。
もちろん猫に尽くしてるけど、猫が上・人間が下、という上下関係のつもりはないので下僕のつもりはない。
あくまでも対等で、それぞれの環境を利用し合って最大限に魅力を感じ合っている。そんな感じ。
なのでなし。
見ての通り、なんでも拗らせがち。
ここでやっと「ネコ」に行き着きます。
5. ネコ
学術的な文章や動物学的な文脈で使われることが多く、漢字の「猫」と並び割と一般的に目にする「ネコ」。ただあんまり"猫好き"の中では使われない印象ではある。
でも多分、私の猫に対するリスペクトは「猫の天性」に向いているので、これが一番近いのではという結論に至りました。
かわいくて、癒してくれて、人間にとって都合の良い存在というよりは、かわいいんだけど、気まぐれで、人間のためではなく自分自身のために生きているネコ本来の性質に魅力を感じている。と、やっと腑に落ちる表記に辿り着きました。
そんなこんなで、よーしカタカナにしよう〜〜〜と思った矢先。
出会ってしまったのが「THE FOREVER CAT」です。
THE FOREVER CAT @theforevercat
ネコのファウンドフォトを収集し、2018年よりフォトブックを制作。その他、キリスト看板のネットミーム「ネコと和解せよ」の「ネコ」の書体に着目した作品や、カリカリがそのままプリントされたステッカーなど、独自の視点でネコを作品に昇華させている。
とある出版社さんから「ネコといえばこの方おもしろいですよ〜」ご紹介いただいて、目に飛び込んできた神ネコステッカー(あまり知られていないかもですが、このホログラムが第一号)。
あのミームが元ネタです。
元々、上記の流れもあって看板に「ネコ」と掲げようと思っていた矢先でもあったので、看板にも使わせていただきました。
※ 立て看板も、THE FOREVER CAT作です。このあたりはまた別途。
たまに、フレーメンストア=「THE FOREVER CAT」のお店?と聞かれることがありますが、違います!THE FOREVER CATさんは色々と協力いただきまくっているアーティストさんです。ぜひチェックしてみてください。→ @theforevercat
ということで、こんなところまで読んでいただいた方、ありがとうございました。
また会いましょう。